生きたい未来をイキイキ語ろう

今週はオンライン登校となってしまった。日々、いろんなことに振り回されて、大事な中心軸は油断しているとあっという間に見失ってしまう。そんなときこそ、「生きたい未来をイキイキと語ろう」。そうやって、これからも日々現実と対峙していきたいと思う。そう、自分に言い聞かせて。
とっくん(片岡利允) 2022.01.24
誰でも

ぼくは、2020年の開校時に、「かざこしミーティング」を立ち上げた。

立ち上げ当初の思いはこちらに書き記してある。ここでは、立ち上げに至るプロセスはもちろん、立ち上げていくうえで、向かって行きたい未来のことも思い描いている。

そして、そこから初年度最後の第10回までのことは、同じくかぜのーとに全て書き記した。

この時点では、もうぼくひとりの場ではなく、ファシリテーターチームという中心的な子どもたちのチームのみんなとつくる場になっていた。そこでもやはり、「第100回になったら、集まろうぜ!」みたいに、こうなったらいいなを思いっきり思い描いていた。

しかし、今年度。まだかぜのーとは一度も書かず、いや、書けずにいる。こうなったらいいな!の未来を思い描き語り合うことも無くなってしまった。

何がそうさせてしまったのかはわからない。でも、確かに向かう先を見失っていた。一時は、「かざこしミーティング必要なくね?」という話にもなった。

それは何より、ぼく自身が語れなくなったことが根っこの問題としてあった。開校2年目。あらゆる状況のなかで、自分のベストを尽くしてきた結果、とっ散らかって見失うことになっていった。

かざこしミーティングを真ん中に置けなくなってしまった。ほんとうに苦しかったし、苦しませてしまったこともあって申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

そんななかで、年明けに情景を描くということからはじめる動きのなかで、「こうなったらいいな」を思い描くところからはじめることに立ち返る機会があったり。

観念して諦めるということで見えてきたことがあったりして。

大事なことに改めて気づきはじめていった。このタイミングで、ぼくは、大事な人に連絡をした。そう、かざこしミーティングを立ち上げるとき、そこから1年、誰よりも近くでともに歩んできたまーぼーだ。まーぼーと、かざこしミーティングの最初の1年を振り返った対談記事もある。

ここぞと言わんばかりに思いが溢れてきて、それはまあ、ほんとうに幸せな時間だった。あっという間に1時間が過ぎていた。

まーぼーはこういう。

古瀬正也
@maaabooo
なんか久しぶりに精神的な発熱があったミーティングだったなぁ。「生きたい未来についてイキイキと語ること」は、人をこんなにも元気にするのか、と再認識。語りの中で未来に飛び、そこから現在へと帰ってくる。僕らは未来からエネルギーをもらうことができる。僕らはそういう時間を生きている。
2022/01/23 13:41
1Retweet 6Likes

「生きたい未来についてイキイキと語ること」は、ほんとうに人に力を与えてくれる。立ち上げ初年度は、毎月毎月まーぼーと語り合っていた。こうなったらいいな、の未来の情景を。そして、それを子どもたちとも分かち合ってきた。

そして、今、改めて「100回目」の情景を描きはじめることにした。まだ書き出しで、書き切れる気がしないけど、なんだかワクワクしている。そして、これを子どもたち、いや、仲間たちと分かち合えることが今から楽しみで仕方がない。

今週はオンライン登校となってしまった。日々、いろんなことに振り回されて、大事な中心軸は油断しているとあっという間に見失ってしまう。

そんなときこそ、「生きたい未来をイキイキと語ろう」。そうやって、これからも日々現実と対峙していきたいと思う。そう、自分に言い聞かせて。

無料で「とっくん ニュースレター」をメールでお届けします。コンテンツを見逃さず、読者限定記事も受け取れます。

すでに登録済みの方は こちら

誰でも
月刊ニュースレター【2022年4月号】
誰でも
2022.4.16(土)中込リフレクション〜原点回起〜
誰でも
腹痛で一日遅れましたが先週のポッドキャストと読書記録を
読者限定
音声配信を3本と、先週読んだ本から8冊
誰でも
ポッドキャスト、はじめました。
誰でも
「闇」に光はなくとも、「音」がある
誰でも
ポッドキャストやりたさな朝
誰でも
ぐるっと一周してきたんだな。